恐竜絶滅の痕跡を、地域の展示へ。浦幌町立博物館のクラウドファンディング
北海道浦幌町で確認されたK/Pg境界を、地域で見られる展示へ変えるクラウドファンディング。6600万年前の大量絶滅を読む地層と、採取から保存・展示までの工程がつながります。
執筆 ペレログ編集部

目次
約6600万年前、恐竜を含む多くの生物が姿を消した大量絶滅。その前後を分ける地層「K/Pg境界」が、北海道浦幌町で確認されました。
浦幌町立博物館は、この地層を採取・調査して終わらせず、地域の人や来館者が見て学べる展示へ変えるため、クラウドファンディングに取り組んでいます。
K/Pg境界から、6600万年前の変化を読む
K/Pg境界は、白亜紀と古第三紀の境目です。巨大隕石の衝突などを背景に、生態系がどう変わったのかを地層から読む手がかりになります。
地域で見つかった資料を採取し、調べ、保存し、わかりやすく展示するには時間と費用がかかります。発見しただけでは、来館者が見て学べる形にはなりません。
採取・調査・保存の先に、地域展示がある
プロジェクトが目指すのは、館内展示の改修と継続的な情報発信です。浦幌の地層と地球規模の大量絶滅を結び、足元の自然史から地球の変化を考えられる展示にします。
地域博物館は、土地で見つかった資料を集めて守り、意味を調べ、地域へ返します。今回の計画では、その一連の仕事と必要な費用が見えます。
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地層調査と標本づくりに触れる
支援プランには、地層調査への同行や、採取した地層のはぎ取り標本づくりがあります。完成した標本を見る前に、どこで採り、どう残すのかという研究の入口に触れられる内容です。
目標金額は100万円。募集状況とリターンの残数は日々変わるため、最新情報はプロジェクトページで確認してください。
外部リンク
恐竜絶滅時の地層発見に伴い、博物館の展示改修&情報発信をしたい!
浦幌町立博物館によるFor Goodのクラウドファンディング
for-good.net / 外部サイトへ移動します
論文の発見を、地域で見られる展示へ
論文や学会発表は、新発見を科学の中に位置づけます。博物館の展示は、その成果を地域で共有し、地層の形や重なりを自分の目で確かめる入口になります。
支援先を選ぶときは、展示改修と情報発信のどこに資金が使われるかを確認できます。浦幌の地層から6600万年前の地球を考えられる場所を残す計画です。
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この記事を書いた人
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