全国の自動車博物館おすすめ8選|展示車両・予約・見どころを比較
Honda、日産、トヨタ、マツダの施設と全国の自動車博物館を比較。実車、修復、生産設備、クルマ文化の展示の違いから選び、予約制・季節開館・入館条件も確認できます。
執筆 ペレログ編集部

目次
自動車博物館を選ぶときは、予約の要否に加え、何を比べたいかを決めると展示がぐっと見やすくなります。メーカーの技術史、国や年代を越えた車種、修復の手仕事、生産設備。全国8館を、この四つの違いから整理しました。
企業の技術史か、車種の比較か
企業の技術史を追う館もあれば、メーカーが運営しながら他社の車を広く収集する館もあります。たとえばトヨタ博物館は、日米欧の車を比較する展示です。運営主体だけで分けず、コレクションの範囲を見て選びましょう。
8館の違いが見える四つの軸
- 企業の技術史を追うなら、Honda・日産・マツダのメーカー系施設
- メーカーを越えて年代や国を比べるなら、トヨタ博物館、日本自動車博物館、四国自動車博物館
- 修復された車両や私設コレクションに注目するなら、ツカハラミュージアム
- 車だけでなく生産技術まで学ぶなら、トヨタ産業技術記念館
ツカハラミュージアム|修復の手仕事を見る
八戸市にある私設ミュージアムで、2026年は5月2日にシーズンの開館を迎えました。通年営業ではないため、当年の開館期間と曜日を公式サイトで確認してください。
外観からエンジンまで、部品ごとに手を入れてクラシックカーを修復することを重視しています。塗装の仕上がりだけでなく、計器や内装、機械部分に注目すると、古い車を残す仕事を具体的に考えられます。八戸周辺の旅行に組み込むなら、開館曜日を起点に日程を決めましょう。
外部リンク
ツカハラミュージアム:開館情報と修復への取り組み
tsukahara-m.jp / 外部サイトへ移動します
この記事の8施設は「行きたい」に保存できます。訪れたらアプリでスタンプが押せます。
Honda Collection Hall|競技車両と市販車を比べる
二輪、四輪、レーシングマシン、パワープロダクツ、航空分野までHondaの移動の歴史をたどれます。コレクションホールの入館には追加料金がかかりませんが、モビリティリゾートもてぎの入場料・駐車料は別途必要です。来場日のカレンダーを確認してください。
2024年の全面改装後は、創業から現在へと時代を追う展示になっています。自転車用補助エンジンから二輪車、四輪車、小型ジェットへと製品を見比べると、Hondaが取り組む移動の範囲が分かります。展示車両検索で見たいモデルの公開状況を調べてから行くと、各フロアで足を止める場所を決めやすくなります。
外部リンク
Honda Collection Hall:入館・展示車両案内
global.honda / 外部サイトへ移動します
日産ヘリテージコレクション(神奈川県)
日産自動車の座間事業所で歴代車を保存しています。見学は事前予約制です。
同じ車名の世代ごとの変化や、モータースポーツ車両と市販車の違いを比べると、開発の積み重ねが分かります。公式の車両紹介にはダットサン14型、たま電気自動車、フェアレディなどが掲載されていますが、収蔵・紹介と当日の展示は同じとは限りません。予約枠や集合方法、撮影できる場所を確認してから出発しましょう。
外部リンク
日産ヘリテージコレクション:見学案内
www2.nissan.co.jp / 外部サイトへ移動します
トヨタ博物館(愛知県)
長久手市のトヨタ博物館は、「クルマ館」で日米欧の代表的な車両約150台を展示しています。19世紀末から現代まで、トヨタ車に限定せず自動車の発展をたどれる館です。多くの車両を走行可能な状態で保存している点にも注目できます。
車体の大きさや形、安全装備を年代順に比べると、技術の変化が見えてきます。「文化館」のクルマ文化資料室には、ポスター、玩具、車を飾るマスコットなど約4,000点の資料もあります。実車を見たあと広告や玩具へ進むと、車が暮らしの中でどう受け止められたかまで考えられます。
外部リンク
トヨタ博物館:コレクションと展示
toyota-automobile-museum.jp / 外部サイトへ移動します
トヨタ産業技術記念館|織機から自動車生産へ
名古屋市にあり、豊田佐吉が自動織機を研究した試験工場の場所と建物を利用しています。赤レンガの壁や工場建築を残す館内で、繊維機械から自動車生産へと続く技術を実機と実演で紹介しています。
ロビーの環状織機は、回転運動で布を織る仕組みを示す象徴的な展示です。展示機は1924年製で、現存する唯一の完成機とされています。部品が往復するのか回るのかを見比べると、機械の動きを変える工夫が分かります。自動車の製造設備へ進む前に、実演時間を確認しておきたいところです。
外部リンク
トヨタ産業技術記念館:環状織機
www.tcmit.org / 外部サイトへ移動します
愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1番35号
- 開館
- 09:30–17:00(最終入館 16:30)
情報確認日 2026-09-14(最新の情報は公式サイトでご確認ください)
日本自動車博物館(石川県)
約800台を保存し、常時約500台を展示する小松市の館です。20世紀に日本国内で活躍した車を中心に収集し、乗用車に加えて古い商用車が充実しています。荷物を運ぶ車と人を乗せる車を比べると、同じ時代の暮らしと仕事を立体的に見られます。
展示台数が多いため、最初に館内案内を見て「商用車」「スポーツカー」「特定の国や年代」など興味の軸を一つ決めると回りやすくなります。すべてを急いで見るより、数台を選んで装備や使われ方を比較すると記憶に残ります。
外部リンク
日本自動車博物館:保存車両と展示
www.motorcar-museum.jp / 外部サイトへ移動します
マツダミュージアム(広島県)
創業から次の100年までの歩みを10の展示テーマでたどり、歴代の名車やエンジン、組立工場を見学できます。見学は完全予約制で無料です。
ロータリーエンジンやモータースポーツ、デザインなど、マツダの取り組みを実物から学べます。見学方法は通常開館と土曜日の特別開館で異なるため、集合場所、館内への移動、工場見学の実施状況を予約時の案内で確認してください。公式FAQでは一般の予約は原則3か月前からで、特別開館は別の受付日です。
外部リンク
マツダミュージアム:予約・見学FAQ
www.mazda.com / 外部サイトへ移動します
四国自動車博物館(高知県)
南国市の館で、クラシックカー、レーシングカー、二輪車を近くから見られます。公式サイトの利用案内で、来館日の営業と団体見学の条件を確認してください。
車両との距離が近く、曲面のボディ、低い運転席、競技車両の細かな装備を観察できます。二輪車も並ぶため、同じ時代の設計や素材を自動車と見比べるのも面白い見方です。
外部リンク
四国自動車博物館:公式案内
lovemota.vistanet.co.jp / 外部サイトへ移動します
予約制の2館は、訪問日を先に決める
日産ヘリテージコレクションとマツダミュージアムは事前予約が必要です。集合時刻に間に合わないと見学できない場合があるため、予約画面の案内と現地までの移動時間を先に確かめましょう。自由見学の館と同じ予定の組み方にしないことがポイントです。
訪問前のチェックリスト
- 事前予約の要否と受付開始日
- 季節開館・臨時休館・イベント開催日の営業
- 展示車両の入れ替えや撮影ルール
- 最寄り駅からの交通手段と駐車料金
メーカー系施設では、工場の稼働やイベントに合わせて見学方法が変わる場合があります。独立系の館にも季節開館や展示替えがあります。料金、予約、集合場所、撮影可否を公式サイトで確認しておけば、当日は車両の細部へ集中できます。
車から、鉄道・船・通信へ
自動車とほかの乗りものを比べると、動力、素材、公共交通としての役割の違いが見えてきます。興味のある分野から、次の一館を探してみてください。
一台の細部から、その時代を読む
車を保存することは、車体と一緒に、その時代の素材、技術、使われ方を残すことです。まず一台を選び、計器や座席、エンジン、タイヤの違いを見てみる。ペレログには、次に見たい乗りものミュージアムを記録できます。
この記事を書いた人
ペレログ編集部
ミュージアム応援アプリ「ペレログ」を運営する、株式会社つなぐるの編集チームです。ペレログ編集部では、取材と公式発表の確認をもとに、来館のきっかけになる情報をまとめています。
ペレログ アプリで、訪問の記録を
ミュージアムでチェックインすると、訪問がスタンプ帳に刻まれていきます。
ミュージアム施設の方へ
取材記事や施設ページを通じて、来館者との接点づくりをお手伝いします。掲載は無償から始められます。






