名古屋市博物館が2カ月限定でプレオープン。改修途中の館で二つの特別展
長期休館中の名古屋市博物館が、2026年9月5日から11月1日まで1階を限定公開。リトアニアと豊臣秀吉、二つの特別展から本開館までの道筋を見ます。
執筆 ペレログ編集部

目次
大規模改修のため休館している名古屋市博物館が、2026年9月5日から11月1日までプレオープンしています。公開されるのは1階の特別展示室です。
この期間に同時開催されるのは、遠い国とのつながりをたどる展覧会と、地元・尾張から天下人を見直す展覧会の2つです。
一枚の観覧券で、リトアニアと秀吉へ
特別展「リトアニア―バルトの森に響く歌―」は、民族衣装や工芸品、生活道具などから同国の歴史と文化を紹介します。名古屋で少年時代を過ごし、リトアニアでユダヤ難民へ「命のビザ」を発給した外交官・杉原千畝の記憶も、日本との接点です。
名古屋市博物館は2025年8月、リトアニア国立博物館と友好館協定を結びました。今回の展示は、館同士の交流が実際の資料と学びの機会になった例でもあります。
外部リンク
特別展 リトアニア―バルトの森に響く歌―
名古屋市博物館の展覧会案内
www.museum.city.nagoya.jp / 外部サイトへ移動します
もう一つの特別展は「名古屋には秀吉がおるでよ!―秀吉と尾張の歴史―」です。現在の名古屋市中村区で生まれた豊臣秀吉と故郷・尾張の関係を、朱印状や地域に残る伝承からたどります。
外部リンク
特別展 名古屋には秀吉がおるでよ! ―秀吉と尾張の歴史―|名古屋市博物館
名古屋市博物館の公式サイトです。展示や催し物の情報やコレクション、来館案内、活動内容などをご覧いただけます。
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プレオープンに訪れる意味
名古屋市博物館は1977年に開館し、考古、美術工芸、古文書、民俗など名古屋の歴史資料を集めてきました。施設の老朽化や展示環境の更新に対応するため、2023年10月から長期休館しています。
プレオープンでは、改修後の建物全体や常設展示を見られるわけではありません。それでも来館者を迎える動線、イベント運営、館の新しい発信を、実際の場で施設運営者と来場者の双方が確かめる機会になります。
期間と、その後の予定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレオープン | 2026年9月5日~11月1日 |
| 利用エリア | 1階特別展示室など |
| 展覧会 | リトアニア展/秀吉と尾張の歴史展 |
| 再休館 | 2026年11月2日から |
| グランドオープン予定 | 2028年4月15日 |
休館日は月曜日を基本に、祝日の扱いや第4火曜日などの例外があります。料金、イベント、入場方法とあわせ、出発前に公式サイトで確認してください。
外部リンク
名古屋市博物館のプレオープンについて
名古屋市の公式発表
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二つの時間軸を持つ来館
今秋の来館は特別展を楽しむ一日であり、2028年に戻ってくる館の途中経過を見る機会でもあります。展示室の内容だけでなく、新しいロゴや案内、使われている空間にも目を向けると、改修が何を変えようとしているのかを考えられます。
11月2日からは再び休館します。訪問後に写真や気づきを残しておけば、本開館時に変化を比べられます。長い改修期間はさみしいものですが、ミュージアムが次の世代へ受け継がれる過程として楽しみに待ちましょう。
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