電気・ガス・水道の無料ミュージアム8選
発電・送電、ガスと環境、水道・下水道を、本物の設備、模型、実験で学べる無料ミュージアム8館。親子のおでかけ、自由研究、旅行の目的別に見どころを選びます。
執筆 ペレログ編集部

目次
蛇口をひねると水が出て、スイッチを押すと電気がつく。その手前には、発電所、送電網、浄水場、下水処理施設の長い仕事があります。全国の無料ミュージアムでは、その流れを本物の設備、模型、実験で確かめられます。
電気・ガス・水道、見たい仕組みから選ぶ
- 電気:発電から家庭に届くまでを実験や大型装置で学びたい
- ガス:エネルギー、環境、これからの暮らしを考えたい
- 水道・下水道:水が来る道と、使った水が戻る道を追いたい
電気は、発電所と家庭の間を見る
1.でんきの科学館(愛知県名古屋市)
でんきの科学館では、電気をつくり、送り、安全に使うまでを実験と参加型展示で追えます。まず見たいのは、350インチの大画面を使う「オームシアター」と実験ショー。伏見駅から歩けて、入館は無料です。
この記事の8施設は「行きたい」に保存できます。訪れたらアプリでスタンプが押せます。
2.黒部川電気記念館(富山県黒部市)
黒部川電気記念館では、黒部川の電源開発と黒部ダム建設を、破砕帯の難工事やトロッコ電車の資料からたどれます。完成したダムの大きさより、そこへ至る工事の積み重ねを見る館です。宇奈月駅に隣接し、入館は無料です。
3.三居沢電気百年館(宮城県仙台市)
三居沢電気百年館は、1888年に運転を始めた三居沢発電所に隣接します。模型を見ると、水の力が電気へ変わるまでを追えます。東北で電気が使われ始めた歴史も、コンパクトな館内で確かめられます。
ガスは、エネルギーと暮らしの選択を見る
4.がすてなーに ガスの科学館(東京都江東区)
東京ガスが豊洲で運営する体験型科学館です。エネルギー、地球温暖化、未来の暮らしを、体を動かす展示やプログラムで考えられます。入館無料で、少人数の個人見学は申し込み不要です。
2025年12月に累計来館者450万人を達成しましたが、2026年9月23日をもって閉館します。開館時間は9時30分から17時まで。休館日や混雑状況を公式サイトで確認しましょう。
5.ガスエネルギー館(愛知県東海市)
東邦ガスが運営する、地球環境とエネルギーの体験型展示館です。2026年7月にリニューアルし、カーボンニュートラルをテーマにした参加型展示や、映画・実験を楽しめる構成になりました。
入館は無料で、開館時間は10時から17時まで。土曜と祝日は休館ですが、日曜は開館します。大同町駅からの予約制シャトルバスは日曜運休です。
水道と下水道は、水の往復で見る
6.東京都水の科学館(東京都江東区)
東京都水の科学館では、水源から家庭の蛇口までを体験できます。水に触れる展示に加え、実際に動く有明給水所を見学する「アクア・ツアー」が、本物の設備へつながる見どころです。
7.東京都虹の下水道館(東京都江東区)
東京都虹の下水道館では、下水道管、ポンプ所、中央監視室、水質検査室の仕事を疑似体験できます。水の科学館と組み合わせると、「届く水」と「使った後の水」を一日の中でつなげられます。
8.大阪市水道記念館(大阪府大阪市)
大阪市水道局が運営する、水道の歴史と浄水の仕組みを学べる無料施設です。基本の一般開館日は土曜・日曜・祝日で、12月から2月は冬季休館。春休み・夏休みは平日も開館します。2026年の夏休み平日開館は7月21日から8月21日です。
家族なら体験型、自由研究なら水の2館
子連れでたっぷり体験したい
でんきの科学館、がすてなーに、東京都水の科学館は、手を動かす展示が多い施設です。実験やツアーを目当てにする日は、開催時刻を先に確かめ、2〜3時間ほど見ておくと動きやすくなります。
夏休みの自由研究に使いたい
自由研究なら、東京都水の科学館と虹の下水道館を続けて見ると、「水道水が届くまで」と「使った水が戻るまで」を一本の流れにできます。二館で同じ水を違う側から見ると、写真やメモを整理しやすくなります。
旅行と組み合わせたい
黒部川電気記念館は黒部峡谷観光の起点に、三居沢電気百年館は仙台の街歩きに組み込みやすい施設です。季節営業や交通手段を確認して旅程を組みましょう。
無料でも、展示と設備を支える仕事は続く
企業や自治体が運営する無料のミュージアムは、暮らしを支える仕組みを社会に伝える場所です。無料で入れても、実験装置の整備、展示更新、案内を担う人の仕事は続きます。
見て、触れて、学んだら、気になった装置や仕組みを一つ記録してみてください。家に戻ってから身近な電気・ガス・水道と結び直すと、展示が暮らしの見方に変わります。
この記事を書いた人
ペレログ編集部
ミュージアム応援アプリ「ペレログ」を運営する、株式会社つなぐるの編集チームです。ペレログ編集部では、取材と公式発表の確認をもとに、来館のきっかけになる情報をまとめています。
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